西野哲朗 プロフィール 1979年 大学卒業後日用品の専門商社に入社、主に新入社員教育を担当後 1986年に人材派遣会社にヘッドハントされる。人材派遣のフランチャイズ展開 並びに、地方直営店の立ち上げを担当する。その後B&B(企業内起業)を担当する。 1993年に同社退職後、千代田区内にて飲食店を経営の傍ら、 1997年からは、組織改革に伴うQCコンサルタントを請け負う。 2000年から、段ボールを素材にしたデザイン・製造事業を計画し事業化の準備を始める。 2001年に組織を法人化にし、ダン ディン ドン有限会社を立ち上げ強化段ボールを素材にした 商業施設什器・家具・遊戯具のデザイン、制作に本格参入する。
はい。現状、段ボール家具の類(たぐい)は、本当にここ一年でもの凄く増えてきた、と。というのはもう本当感じますよね。 特にここ半年くらいで大手のメーカーさんが、それも段ボールと関係ない文具メーカーさんなどが順当なアイディアで商品化しています。 今、三種類出てて、一番最初に出たのは春先だと思うんですけど、子供用の椅子とデスクのセットで価格は3,500円という破格で。これは僕たちも段ボールに携わっている立場からすると「安い!」と、「本当に安い」というのが実感ですね 。で、その第二弾がつい先日、「子供のプレイルーム」。飛び出す絵本のようなもので、子供の遊ぶ部屋というかコーナーを演出したような商品が発売されて、これも3,000円代後半というもの凄い安い値段ででています。 ですから、ここへ来て、段ボールメーカーでない業者さんがそういった商品を手 がけ始めた。 この状況、実はダンディンドンとしてはとても歓迎すべき事で、前回のインタビュー「ダンディンドンは何が違うのか」にもあったように、いわゆるダンディンドンの違いは何か?という部分に絡んでくる話。 要は「大量生産をして後は気軽に使い捨て」という感覚の商品と、私達ダンデ ィンドンの商品との違いを明確にできる、ということなんです。 やはりその環境への入り方の製品として、リサイクルという点も含めて、従来 皆さんが使っている家具にいかに近づけられるか? 段ボールを一つの素材としてとらえた時に、 「段ボールだから」じゃなくて、「段ボールだってここまでできる。」「ダンボ ールだからこそ必要。」な家具っていうのがあるんじゃないのか? そういう中で長く使っていただける家具をいかにプロデュースしていけるかを、今までも、そしてこれからも大事にして取り組んでいくわけです。 そういった意味でやっぱり「違い」というのが、(以前より)もっともっとハッキリとしてきた。それはどういうことかというと、今度は消費者の側からすると選択肢 が増えて、選べるようになった、ということです。 例えば前述のデスクとイスのセットは「期間限定で使えればいい」というニーズに対応し ていて、それに対して私達ダンディンドンは少なくとも3〜4年は使っていただきたい。その役目を終えてもちょっとした小物のテーブルとして更に使ってもらいたい。そういう違いの中で、消費者の方が用途にあわせてチョイスしてくれるようになりつつある、というのは最近の傾向だと思います。
そう、その辺は明確に。 驚くほど明確に(でてきてると思います。)!! 当然、(そういった製品の)アイディアを出すのは(前述の)文具メーカーさんであり、実際に作るのは段ボール屋さん。ですから型をつくって大量に「抜い」ていくというのは今までどおりの製法ですから。(※ダンディンドンは「抜く」ではなく「切る」という製法です。詳しくは第二回インタビュー「ダンディンドンは何が違うのか」) その辺に最終的にできあがる製品の(寿命に)違いが出るわけです し、コストにも違いがでるわけです。